今、咲き誇る…

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枚方へ移転して早2年…。
この季節になると「もしかしてオレは、この桜を見るためにここへ来たのかな。。。」と思ってしまうほど、この街では見事な桜を観ることができる。

私が通園していた幼稚園は今の住まいから南へ2㌔ほどのところにあって、やはりあの頃にも同じ桜が咲いていて、幼い私の眼にはそのシーンが強烈に刻み込まれていたのかもしれない。

歌の文句ではないが、刹那に散りゆく定めと知りながらも精一杯に咲く桜を観ると、日本人として生まれて良かったなァ~とつくづく思う、ちょっぴり詩人な今夜のボク…。(笑)


話は変わって、今日は東京大学の入学式。
我が家には縁も所縁もない大学であるが、その東大の入学式が今日、日本武道館で行なわれたようだ。

そういえば4年前の東大の入学式において、建築家にして東京大学の名誉教授でもある安藤忠雄さんが、入学式に参列していた父兄に退場を促したという「事件」があった。

『東京大学の入学式において祝辞を述べてほしい』との依頼を受け、「自由に喋らせてくれるなら…」という条件付きでその依頼を受けたまでは良かったが、入学式の当日…。

武道館の1階席には約3000人の新入生、そして2階席に目をやるとそこには6000人を超える保護者が、我が子の晴れ舞台を一目見ようと陣取っている。

保護者たちの目は一様に輝いていた。
それは当然のことであろう。

しかし安藤氏がいざ壇上に立ってみると、新入生の1割ほどはウトウトと居眠りをしている。
「これが若者か?」と思うほどに、学生たちの瞳には輝きが感じられなかったそうだ。

日頃から『1980年以降に生まれた人たちは過保護に育てられていてダメだ!』と大学の講演などで発言し、『気概があるのは高齢者ばかりで今の若者はダメ、高齢者が亡くなった後、日本は相当困る』などと指摘している同氏にとって、この光景は目を覆いたくなるような惨状(?)だったのであろう。

祝辞を述べる前に、2階席の保護者に向かってこう仰ったそうだ。

「2階席に座っている皆さんは、本日は会場から出て行って下さい。」

会場は一瞬静まりかえったという。

さらに続けて、

「今日は非常に大切な日です。親が子供を断ち切り、子供が親を断ち切って、自立した個人というものをつくるスタートの日なのです。そんな重要な日に、親がそばにいては邪魔になります。」


式が終わったあと、大学の教授たちは皆、同氏の言葉に賛同の意を唱えたとのこと。

安藤氏は言う。
『自分の力で考え、自分の意思で行動できる、そういう人間を育てなければこの国に未来はない。
昨今は余りにも親が子供を甘やかし過ぎている。
親たちはひたすら子供に媚びて、できる限り苦労させないようにと必死になっている。』


私などは少年の頃から父親に「若い時の苦労は買ォてでもせなアカン」と言われ続けたものだ。
もっとも、我が家の場合は怠け者のオヤジがタダで使える我が息子を働かせて少しでも自分が楽をする為の策略であったが…。

実際に中学3年生の頃から自転車で配達をさせられ、高校生の時にはバイクで御用聞きや新規の顧客開拓、挙句の果てにはヤクザの家に売掛金の集金に行かされたこともあり、大学に在学中は一通り店の仕事をこなした後、部活の為だけに夕方から大学へ通うといった毎日であった。

それでも今日の自分を思うに、10代の頃からオヤジにこき使われた経験は無駄にはなっていないと断言できる。

今春から大学生となった我が息子。
とりあえず体育会の武道系クラブに正式に入部したようだ。
そこで「理不尽」という言葉を存分に体感し、殻を一つも二つも破って大きな人物に成長してもらいたいものである。

そして私も、辛いながらも子離れを心がけ、大学に在学中は「金は出しても口は出さん」タニマチ的存在でいたいと心に決めている。



淋しいから犬でも飼おうか。。。(笑)
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by hirakata-kandaya | 2012-04-12 21:40 | 我が町の紹介